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金融政策
FRB(米国)
- FF金利誘導目標: 3.75〜4.00%
- 前回: 10/27-28 据え置き(3.75〜4.00%を維持、10対2)。2人が0.25%利上げを主張
- 次回: 次回会合 12/8-9(結果発表は日本時間12/10 04:00頃。政策金利見通しも同時公表)
- 市場の見方: 物価の高止まりと堅調な景気を理由に、2人が利上げを主張するタカ派色の強い据え置きとなった。金利先物が織り込む12月の0.25%利上げ確率は8割前後まで上昇している。
- 注目点: 12月会合では3カ月に1度の政策金利見通し(ドットチャート)も同時に公表される。追加利上げ観測が強まると米金利上昇とドル高が進み、日経225では割高感の強いハイテク株が売られやすい一方、円安は輸出企業の追い風になる。
日銀(日本)
- 政策金利(無担保コール): 1.25%
- 前回: 10/29-30 据え置き(1.25%程度を維持、8対1)。1人が1.5%への利上げを主張
- 次回: 次回会合 12/17-18(結果公表は2日目の11:00〜13:00頃、その後に総裁会見。12月は展望レポートなし)
- 市場の見方: 基調的な物価上昇率が「2%の物価安定の目標とおおむね整合的な水準」に達したとの認識を示し、保有ETFの売却ペース加速も決めた。会合後も先物市場が織り込む12月利上げの確率は8割程度を維持している。
- 注目点: 12月に利上げが実現すれば円高圧力となり輸出株には逆風、貸出金利の上昇で利ざやが広がる銀行株には追い風になりやすい。それまでに出る国内の物価・賃金データが織り込みを左右する。
ECB(ユーロ圏)
- 預金ファシリティ金利: 2.50%
- 前回: 10/28-29 据え置き(預金ファシリティ金利2.50%を維持)
- 次回: 次回理事会 12/16-17(政策金利の発表は12/17 日本時間22:15頃、会見は22:45頃)
- 市場の見方: 主要3金利をすべて据え置いたが、会見では物価の上振れリスクに踏み込み、市場はタカ派的な据え置きと受け止めている。12月以降の利上げの可能性を探る見方が増えている。
- 注目点: 12月理事会までに出るユーロ圏の物価指標とエネルギー価格。追加利上げ観測が強まればユーロ高・ドル安を通じて為替が動き、日本株のリスク選好度にも影響する。
BOE(英国) ★明日
- バンクレート: 3.75%
- 前回: 9/17 据え置き(3.75%を維持、6対3)。3人が4.0%への利上げを主張
- 次回: 次回会合(結果公表) 11/5(日本時間21:00頃。金融政策報告も同時公表)
- 市場の見方: 9月のインフレ率が再び加速したことで、11/5の0.25%利上げ(4.00%へ)を見込むエコノミストが多数派になっている。一方で雇用の弱さを理由に慎重な見方も残り、委員会は割れたままとみられる。
- 注目点: 11/5の決定と、利上げに賛成する委員が何人に増えるか。英金利の上振れはポンド高や世界的な金利観を通じて、株式の割高・割安を判断する材料に影響する。
PBOC(中国)
- LPR 1年/5年: 3.00% / 3.50%
- 前回: 10/20 LPR据え置き(1年3.00%・5年超3.50%)。17カ月連続で据え置き
- 次回: LPRは毎月20日(休日の場合は翌営業日)公表。次回は11/20(金)=日本時間10:00頃
- 市場の見方: 10月も事前予想どおり1年・5年超とも据え置きで、据え置きは17カ月連続となった。土台となる政策金利が動かず銀行の利ざやも過去最低圏にあるため、11月も据え置きとの見方が大勢で、関心は金利以外の景気対策に向かっている。
- 注目点: 5年超LPRは住宅ローン金利の目安で、引き下げがあれば不動産・内需の下支え期待から中国関連株(機械・素材・インバウンド関連)にプラスに働きやすい。
RBA(豪州) 《要更新》
- キャッシュレート: 4.60%
- 前回: 9/29 0.25%利上げ(4.60%へ、全会一致。適用は9/30から)
- 次回: 次回会合 11/2-3(結果は日本時間11/3 12:30頃。四半期の金融政策報告も同時公表)
- 市場の見方: 物価の高止まりを受け、豪州の大手銀行はそろって11/3の0.25%利上げ(4.85%へ)を予想し、金利先物も8割近くを織り込んでいる。政策金利はすでに2011年以来の高水準にある。
- 注目点: 11/3(日本時間12:30頃)の結果と、同時に出る四半期の金融政策報告が示す今後の見通し。豪ドルや鉄鉱石など資源市況の動きは、日本の商社・海運・資源関連株の手掛かりになる。
SNB(スイス)
- 政策金利: 0.00%
- 前回: 9/24 据え置き(0%を維持)。インフレ見通しを小幅上方修正
- 次回: 次回会合 12/10(年4回のみ。発表は日本時間17:30頃、その後に記者会見)
- 市場の見方: 9月は事前予想どおりゼロ金利を据え置く一方、先々の物価見通しを引き上げて将来の引き締めに含みを残した。市場では年内の政策変更を見込む声は少なく、12/10も据え置きとの見方が中心。
- 注目点: 為替(スイスフラン高)への対応姿勢と12/10の決定。フランは有事に買われやすく、その動きは世界の投資家のリスク回避度合いを測る目安になる。
BOC(カナダ)
- 翌日物金利: 2.50%
- 前回: 10/28 0.25%利上げ(2.50%へ)。2023年7月以来の利上げ
- 次回: 次回会合 12/9(現地9:45発表=日本時間12/9 23:45頃。金融政策報告の公表はなし)
- 市場の見方: 据え置きを7会合続けたあとの利上げで、今後は会合ごとに判断するとしつつ、さらに引き上げが必要になる可能性も認めた。12月は追加利上げと据え置きで見方が分かれている。
- 注目点: エネルギー高がどこまで幅広い物価に波及するか、そして対米通商交渉の行方。資源国通貨や原油の動きは日本の資源・エネルギー関連株にも波及する。